アンドレ・バルボー氏の「惑星サイクル」
アンドレ・バルボー氏の「惑星サイクル」という本を入手しました。
惑星サイクルとして、木星以遠の星、相互で作られる惑星サイクルと、歴史上の出来事が関連付けされています。
組み合わせとしては、木星ー土星、木星ー天王星、木星ー海王星、木星ー冥王星、土星ー天王星、土星ー海王星、土星ー冥王星、天王星ー海王星、天王星ー冥王星、海王星ー冥王星を扱っています。
惑星サイクルを単発で分析しているだけでなく、惑星サイクル相互の関連付けも行っています。
天王星ー海王星のサイクル(171年サイクル)を例に挙げると、
453年ローマ帝国の崩壊
624年イスラムの誕生 などから始まって、
1650年オランダの勢力拡大
1821年ナポレオンの勢力拡大
1988年アメリカのリーダーシップの誇示
以上のように歴史上起きた出来事と惑星サイクルの関連付けをして考察しています。
長期にわたるプロセスとして、さらに別のサイクルとの関連まで含めて考えています。
例えば500年サイクルの海王星ー冥王星サイクルのなかに三つの天王星ー海王星サイクル、四つの天王星ー冥王星サイクルがあるとして、紀元前574年の天王星、海王星、冥王星のコンジャンクションからの歴史の流れを考えています。
以上のように過去から、さらに未来にむけて、どのようなサイクルが2020年代に廻って来るかを指摘しています。
さすがに仏蘭西風の第5光線的明晰さを生かした内容で、とても参考になります。
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