精神の変容と象徴

ヘラクレスが行った12の難行が占星学的に12サインに対応していて、それが弟子道を象徴しているということが昨日の記事の主題でしたが、こういった象徴的な物語は、そのまま瞑想や観想の対象になります。 

ヘラクレスの労役に限らず、たとえばダンテの神曲の内容がそういったものに対応します。 人間の精神が変容することを象徴した物語は、心理学的に応用することができるのです。西洋においてはダンテの神曲を心理学的な療法に応用しています。(東洋では「神曲」の本当の意味を知る人がいないので、こういった応用はできません。あくまで西洋世界での話です。) 

物語としての適用のほかにも、象徴としての「形」を持っているものの存在します。そういったもののひとつにイエス・キリストの14のステーションがあります。  


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