一つなる火
占星学では、四大の特質やその人への働きかける四大の影響の強弱について、検討しますが、そもそもそういった諸力をコントロールできる主体がなければなりません。
「ただ考えよ。全宇宙にわたって不変である一つなる火を私たちはみな、自分のうちに持っている。宇宙の宝が自分の中にあることをだれも想像しようとしていない。
全宇宙にとって四大が統一しているわけではない。四大の性質には変化があるので統一しているとは言えない。ただハートの火だけがその磁石を通してあらゆる世界的構造を統一するのである」『火の世界I 7』(アグニヨガ シリーズ)
通常の占星学では、中心の力以外の霊的な諸力の影響だけをとりあげて、それをホロスコープなどで、判断することになりますが、その判断の主体となるべきなのは、生きているのは人間です。秘教占星学では、そのことをホロスコープ上にも象徴的に表すように工夫がされています。
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