太古から伝わる象徴

「損なわれることもなくそのままの状態で現代の人々に伝えられた古代の記念物は一つとしてない。粘土をこねて物を作るように、古代の遺産を統合すると、目に見える世界の限界を超えて理性的に協力した共同体の痕跡を発見することができる。『同意を拒む者は、反対意見を証明するがよい』というモットーでみ教えの考え方を表現できる。拭うことができない塵に覆われたままでいるよりも、過去に向かって後ろ向きに測るほうがましである。まことに、指導の原理について知る者は、台無しにされた古代の象徴の意味を明らかにすることができる。」

 「新時代の共同体」31 日本語版25ページ(レーリッヒが伝えるアグニヨガ シリーズの中の一冊)


 日本においても多くの象徴が神社仏閣に関連した事物や言い伝えに織り込まれています。 古事記のなかに三層構造として語られる海の神や潮満珠、潮干珠の象徴、五大力の象徴など、多くの鍵が残されています。海とはユングなどの心理学者が言うように集合的な無意識の領域の象徴です。さらに古代の星座の考え方が実際の神社の配置の中に仕組まれていたりします。さらに元型として存在しているパターンを具象化した物語に変換して、神話の中で多く伝えられています。 

今は、第七光線の時代に入りつつあります。そういった象徴が持つ意味、意義を理解し、実際に望むことを具象化する力にするためにそれを活用することができる時代になっています。  


秘教占星学のホームページ

一般的な占星学から、秘教占星学まで、幅広く取り上げていきます。