ローカルチャートの技法

地球上の各地点はその地球上の位置による占星学的な対応があります。 

占星術としてはローカルチャートの技術があります。 

世界地図の上にラインを描いたアストロカートグラフィが有名ですが、もともとこの研究をしている人の書籍で取り上げている内容は、元々はローカルチャートについてのほうが大きいです。 

アストロカートグラフィではＭＣ－ＩＣ，ＡＣ－ＤＣの軸についてだけ強調されて、世界地図の上にラインが出てくるので、とても人の興味を引き付けやすいですが、私はこれだけで、転地するのは、あまりに短見であるとおもいます。 

 地球上の位置と占星学的対応を考慮するということは、ハウスの原理とのかかわりが深くなります。それですのでハウスについての原理的な考察、さらに具体的な適用・分析と大きくかかわります。ハウス分析ができたうえで、取り組むことになります。 

地球上の各地点にはそれぞれに独自のハウス区分があるので、そのハウス区分を用いて、ホロスコープ全体でどのようにその場所からの影響を受けるかの判断が必要です。