木星と土星のコンジャンクション「薔薇十字結合」

木星と土星のコンジャンクションは以前から「薔薇十字結合」と呼ばれてきました。 

それぞれの惑星が象徴する精神性と実際性・物質性の結びつきを示します。 


 木星と土星のコンジャンクションが1981年では天秤座で起きて、いわゆる風の時代の始まりは、このときからであり、木星と土星の会合周期の20年間の間にコンピュータの活用、IT技術により情報の分野で大きな飛躍がありました。その20年前に生まれた人は木星と土星のコンジャンクションは山羊座の終わりの位置でコンジャンクションしていますが、この時は木星土星の間パラレルが起きていて、山羊座の土星と水瓶座の木星のコンジャンクションの時期が続きました。1960年頃に生誕した人がそのあと1981年のIT技術の始まりを支えていたという事実があります。風の不動宮、水瓶座の象意の現れです。 


 木星と土星のコンジャンクションは「薔薇十字結合」というと先に書きましたように、これが起きる時には、一定の精神的な潮流の変化が社会的に起こります。そしてこの結合を持つホロスコープのひとはいわゆる「バラ十字」で知られる実際的精神性の特性があります。 


 (薔薇十字についてはクリストファー・マッキントッシュが本にまとめています。まず最初にあたるべき書籍です。シュタイナーが同じ主題で書いていますが、この人は自己実現した人ではないために、事実とは異なった幻想のなかで書いています。) 

(注※シュタイナーの誕生日として一般に知られている日付2月27日は、洗礼を受けた日であり、本当の出生の日は2月25日です。) 


 土星が示す活動的な知性と高度な精神活動による社会性をしめす木星の会合周期は「薔薇十字結合」というキーワードで考察すると面白いテーマです。 

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