表面的な現象の世界の背後には、イデアの世界が存在しています。

表面的な現象の世界の背後には、イデアの世界が存在しています。 

数・色・形・音といった原理は現象の世界の現れにも反映していますが、その根源はイデアの世界の中にあります。イデアという考え方はプラトン学派の流れの中から出てきています。神秘思想のなかにもその流れが入っています。そして、一部の神秘家はそのイデアの世界にまで貫入する体験をしたと主張する者もいます。 

 コンテンプレーション、コンテンプラティオとして知られている状態はそういった高次の世界との感応状態をさします。瞑想とは異なった次元のことです。 


 数の法則は東洋では河図洛書の中に反映しています。数・色・形・音といった原理は、東洋の占術体系でも、西洋の占術体系にも反映しています。 

星そのものは物理現象であり、天文学で扱われるものですが、その惑星が対応する霊的な要素に還元したときに元型的なものの表示となります。そこから占星術が始まります。 易には、数、調波の原理が反映しています。 

より上位の階層の力が働くと、奇蹟的な現象も現れます。様々な魔術的な力の源泉でもあります。 

背後に存在する動因がどの次元に属することなのかによって、現象が異なります。 


 アストラル的な形姿や現れは物理的な現象とさほど変わらない次元のことですが、それだけに一見強力に働くことがありますが、時限的な作用でしかありません。一定の時間がたつと消えてしまうものです。アストラル的なものは移ろいやすいです。それに対して、より上位の階層に属する原理は、移ろわないです。 

易の爻辞は基本的にとてもプリミティブなものですが、これはほとんどアストラル的な次元にとどまったことを指しています。そのため爻辞だけにこだわれば、易本来のシステムがしめしていることを読み取ること困難になります。 私の占星術講座では5レベルに分けてホロスコープを検討する方式を扱っています。 

占術で扱う原理の出所の特性を知ることは、重要なカギになります。 

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