新しい時代は、意識的な知性が重要であるということは七光線論からも指摘されている

現代社会の中には、ポンジスキーム(詐欺の手法の一つ)を考えた人の宣伝とでたらめな仕組みの説明会に、参加して、洗脳されてしまうひとが一定数います。 


ポンジスキームを売ろうとする人々の突っ込みどころが満載である話に、思考力がないHさんはすっかり洗脳されてしまい、うっかり大切なお金を入れてしまいました。もう今となっては入れた資金は引き出せないし、今後も戻ってくる見込みはありません。すでに詐欺グループは、行方をくらましています。 もともと、お金を集めたところで、ドロンする算段をしていたグループであることは明らかです。 

Hさんは自分の占星術で、いい運気にあるから大成功すると予測をしていましたが、間違った行為に対して良い結果が起こることはありません。それはごく当たり前のことです。  


同じような、話はタロットの世界にもあります。 タロットに関与する人は大多数の人は善良なのですが、一部のカルトグループに注意すべきものがあります。 


エジプトには様々な遺跡があるけれど、それに関連させてタロット系の「なんちゃってオカルト団体」が考えたつくり話とは、直接の関係はありません。しかし、そんなものに洗脳された人が見ると、トンデモ物語の証拠と見えてしまうようです。 そんな作り話を面白おかしく作った人物は、先祖から伝わったなんかの秘密を再発見して、一連のオハナシを作り上げたようです。 

再発見の前には、かなりの世代の間、忘れていたわけで、忘れていたんなら、それは「伝統」ではないです。先祖伝来の伝統を伝えているのではなくて、すっかり忘れていたのだから「失伝」していたといったほうがいいのかもしれないです。

それを現代的に面白く創作しているのですが、すこしでも考えてみれば、それらはかなりあやしい話です。 このグループもかなりの金を集めています。ただこっちのほうは、講座などを用意して、参加者はそれに対して納得して金を払っているのだから、詐欺というわけではないですが、けっして良いとはいえません。「信者」と書いて「儲」と読むを実行している人たちですね。 

そういった講座参加者には各地の遺跡などの痕跡をみて、「作り話」が真実であると思えてしまうようです。洗脳により、柔軟な思考はできなくなっているからですね。  


そういったものに影響される人の特徴としては、断片が組み合わさるまで待つことができない、統合して考えることができない、自分の理解を超えたものに対しての拒否反応がでる、ただの不平不満だけならべたてるなどの兆候として現れることが多いです。 

そして、あたらしいものを学ぶのが困難で、すべて自分で理解できる範囲の中に閉じこもります。 


結局、まともな思考力が必要ということです。新しい時代は、意識的な知性が重要であるということは七光線論からも指摘されているところです。  

秘教占星学のホームページ

一般的な占星学から、秘教占星学まで、幅広く取り上げていきます。