道教の108ある螢惑星

昨日の記事の中に「数」のことを書きました。 

古い文献では「セフェール・イェツィラー」が数の神秘について、書かれた有名な本です。易経にも数の基本原理が反映しています。 


河図洛書のなかの洛書は九星の基本原理となっていますが、陰を「2」、陽を「3」として、陽の始まる位置から数字を回転(陰は逆回転)させることで、1から9までの数字を九星盤の形に配置しています。 


東洋占術では八字(四柱推命)において命式の強弱を測る方法があります。 

八字の命式で、先天運気の基本の数値を合計で108となるように数値を配分して、そこから個人ごとにその命式の強弱を計算する方法です。 

その原理になる108という数字の根拠の一つは、道教の108ある螢惑星です。 螢惑星は36と72の二つのグループに分けられます。 


宇宙の基本原理である「数」は人間の精神と強く結びついており、人間の意志によって数を活用して変化を作る出すということも可能になっています。   

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