昨日の占星学講座では、人生のサイクルについて説明しました。
昨日の占星学講座では、人生のサイクルについて説明しました。
人間の下級三体、肉体・エーテル体、アストラル体、メンタル体の発達は、時間の中で順番に展開していきます。最初に肉体・エーテル体の発達が起こります。下級三体の下の部分から、発達が始まります。先に形成されるものが、その後に形成されるものの基礎になります。普遍的な原理としては、順番に各体が発達をしながら次の段階の発達がそのあとに続きます。理想的には、すべて十分に発達する上で、次のものが形成されるべきですが、個別のケースでは、そのようにならないことがあります。むしろ三体が十全な形成をされることのほうが稀です。多くの人は、下級三体の形成がうまくいかず、積み残しが発生します。
積み残しの上に別の種類のものが上位に形成されるということは、アンバランスになります。
ホロスコープがさししめす占星術上の事象が吉であるかどうかは、それ以前にやっておくべきことの積み残しがあるかどうかによって、変わってきます。
アストラル体が不完全な状態に、高度にメンタル的な機能を持たせようということが不自然です。
成人までの期間で、下級三体、肉体・エーテル体、アストラル体、メンタル体が形成されますが、その後はアートマ、ブディ、マナスのそれぞれの特性の発達と対応した人生サイクルが来ます。
そのためにも下級三体の十全な発達とそのための調整が重要になります。
下級三体の調整のために、各秘教学校ではそれぞれに独自の調整技法を持っています。 リズムや音楽などを用い技法であることが多いです。
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