皇極経世書と新型コロナの問題
新型コロナ感染拡大の問題の影響はまだまだ長引きそうな状況ですが、日本では、そろそろ自粛を解除できそうな流れになってきています。
邵康節が著した『皇極経世書』では、宇宙創造からの長い時間、さらに人間の文明の興亡、世界や国家の命運という大きな視点で時間を捉えている宇宙論の一種です。
時間の流れを大きな単位から小さな単位まで、易の卦と対応させています。
張耀文著「皇極経世新解」では、西暦との関連付けを以下のようにしています。(諸説あるようです。)
比較的短い時間の単位10年の期間(2014年~2023年)には「山風蠱」が対応し、この期間は、積み上がってしまった課題に対処し改善するべき時。
2020年1年は「地火明夷」が対応し、「傷つき、敗れる、破たんする」の一年。 新型コロナ感染の問題と対応しているようです。
2020年6月~7月に「地雷復」が対応します。
6月以降にいったん収束ということになりそうです。まだ第2波以降はあるはずですが、まずは一息できそうです。
一つの指標ですが、面白い対応関係が示されていると思います。
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