宇宙サイクル
インドでの宇宙サイクルの考え方にマヌ期があります。おおよそ以下のような内容です。
ブラフマー神の一日に14人のマヌが現れて、世界を統治する。各マヌの統治する期間を「マヌ期」という。現在は第7のマヌ期であり、各マヌ期は約七十一の「マハー・ユガ」に分かれ、一つの「マハー・ユガ」はさらに四つのユガ、「クリタ・ユガ」「トレータ・ユガ」ドヴァーパラ・ユガ」「カリ・ユガ」に分けられる。四つのユガの長さの比率は、4:3:2:1であり、1マハー・ユガは人間の432万年に相当する。
この宇宙サイクルの考え方は、4:3:2:1の比率が想定されていることからわかるように、ピタゴラス由来とされるテトラクチュスの考え方そのものです。世界の成り立ちの中に「数」ということが重要なファクターになっています。
さらに、惑星を統治する霊的な存在の数も、常に一定の数であることが、真正なオカルティズムの中では言われています。
ちょうど今、世界は2百年ぐらいのスパンで起きる規模の転換期に入っていますが、今のような変化は、数百年ごとに、繰り返されながら、新しい次の世界に切り替わっていくのは歴史が示す通りです。
この繰り返しは周期性があります。その周期には期間が設定されています。
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