時間と空間の交差と九星盤
時間と空間が交差していることをよく示しているのは、「九星盤」です。
中宮にはいっている九星は「時」の面が中心になり、周りの八宮が「空間」の意味が前面に出てきます。
あの形にしているということがすでに、時空の二つの性質を組み合わせているということです。
周りの八宮は、空間的に中心から遠ざかるほど、八卦が多重的に組み合わさっていきます。最初は八卦そのものですが、それが複数組み合わさり、実際上は天地人の三つの卦にまで組み合わさります。そして、実際的な活用にまで話はつながっていきます。
もちろん西洋のホロスコープのなかでも空間と時間は関係しています。
三合派紫微斗数のなかでは命主、身主という判断要素があります。
命主、身主が入っている宮は、開運のための重要なキーを持っているとされています。(欽天四化派では別の要素でこのところはみます。)
その命主、身主が入っている宮の十二支の象意は西洋の12サインとほぼ同一の象意があてはめられています。(対応関係は「月将」とサンサインの関係です。つまり牡羊座が戌であり、そこから十二支とは逆方向にサインをめぐらします。)
サインと十二支は対応関係が二つあります。二つというのは、空間対応と対応関係と時間対応の対応関係があるからです。先の「月将」がかかわるのが時間対応のほうです。
ここのところは、図を描きながら、説明したほうがいいところですので、機会があれば、まとめて説明するかもしれません。
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