理性の働き
『知性の発達、ピーク、退行現象については、個人差が大きく異なる異なる理由は、知性が「理性」という上位の支配下にあるためで、ちょうど身体の大脳の影響下にあるようなものです。理性が知性の発達がある程度まで高まった時に目覚める働きで、以降ますます力を増しながら、知性及び感性の働きを促し、かつコントロールします。』
「続・健康塾ー自己発見のためにー」木村裕昭著 22ページより
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この理性を持つという点が人とその他の高等動物との大きな差になっています。
東西の思想家によって、この理性が魂からくる力であり、宇宙を認識する原理であるといわれています。これは人間が持つロゴス性の表れであり、古代の文明の興亡にかかわらず、人間の中に存続し、その時々の文化、文明の発達の背後には、知性をコントロールする理性の働きがありました。
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