昨日受けた問い合わせに関連して、人間の成長プロセスについて、少し書きます。

（占星術講座の中では補足的に説明しているあの話です。）

子供が生まれてから、大人になるまでにたどるプロセスは、一定のきまった形があります。最初は、物理的な身体の発達が、おこります。これはごく普通に理解されてる通りです。

生まれた時から物理身体が発達し始めますが、人間の高次の諸体は物理身体を前提として、その上に、発達し始めます。

始めに、物理身体それとむすびつくエーテル体が第1段階の発達、第2段階ではアストラル体の発達、第3段階では、メンタル体の発達が起こります。第4段階以上はさらにその上に積み重なるように発達していきます。

それぞれが重なり合いながら、順次開花していくのが基本法則です。

占星術講座の中ではホロスコープと関連付けをしながら、このプロセスを説明しています。下の土台ができてから、上位の諸体ができていくというのが、重要なところです。下の土台ができないと上の諸体が正常に発達できないということです。

今の人類は、下級三体に問題があるために、高度な霊性が顕現できないということとも関連します。

子供時代はその土台部分を成長させている時期になります。そういったことですので、こころをそだてる教育、固有の感性を開花させる教育を重視する必要があります。

こういったことはかつて木村裕昭ドクターが創造健康学園が存在していた時に指導していました。ホロスコープとの関連も研究されていました。

子育ては旧世代の旧観念が邪魔することがあり得ます。江戸時代だったら、世代による価値観の違いが小さかったでしょうが、今は時代の流れが速く動いています。２０３０年以降は特に新しい時代になってくるとＫＨ大師の予告もありますので、旧世代の旧観念は特に邪魔になります。

旧世代の旧観念を当てはめないで、子育ては上記の発達プロセスを阻害しないということがテーマになります。