皇極経世書

邵康節による皇極経世書は、整然とした法則に則ったCOSMOSとしての宇宙の理論です。 

通常の時間では年、月、日を用いますが、この皇極経世書ではさらに長い時間を扱います。 

1世で30年、1運で12世、1会で12運、1元で12会と定義されています。 


基本はサイクリックに周期が繰り返されるという発想です。 

そして1元を1サイクルとして、元×元、元×元×元、元×元×元×元という、より大きな時間のなかで生命の発生から人類の興亡、宇宙の終わりまで、扱った宇宙観です。 

時間の特質の分析には、易を適用するという方法です。

整然とした法則に則った宇宙のことをコスモスといいます。皇極経世書では、易で表される法則を物差しにしています。易による世界観をもとにした宇宙論です。


より大きな時間単位の中に自分を位置づけることは、認識の向上のための一つのキーです。

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