石川源晃著「占星学教科書 第1篇」石川事務所発行
昭和の時代の占星学の教科書の一つに石川源晃著「占星学教科書第1篇」石川事務所発行があります。
日本標準時による100年間の天文暦が付いています。
天体、サイン、ハウスのそれぞれを解説しています。
独自のデグリーエリアについての意味がまとめられています。360度分すべてに解説があります。
この第1篇は、占星学の基礎的な要素のそれぞれの解説です。
各要素をどのように組み合わせて、判断するかというところまでは踏み込んでいません。
キローンやアステロイドについて紹介したのは、この本が日本で最初であったと思います。
今見返すと、記述の通りというわけにはいかず、すでに古いところや、個人的な主張の部分もありますが、天文の基礎知識の確認のために、読むといい本です。
この本の続編は石川源晃著「占星学教科書 第2篇上巻」があります。下巻は発行されませんでした。
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