あるアストロロジャーの解説の事例

ヨガのアシュラムでは、トリックを用いた「奇蹟」の演出がおこなわれていることは、よく知られています。

アシュラムの指導者自体が、このことを認めています。


こういったトリックは、占星術の中でも行われています。

サーファー・アストロロジャーの解説の事例では、リーマンショックなどの社会的なことをいくつも事例にしています。

しかしここに問題があり、日本時間で、ホロスコープ作成ソフトで、ホロスコープを表示して解説しているのですが、

その内容はかなり無理があります。

ホロスコープのなかにバーテックス、アンチバーテックス、MC、IC,ASC,DC、パートオブフォーチュンを表示しているのですが

これらのポイントは、地理的にどの地点であるかにより、位置がまったく変わります。

リーマンショックはアメリカの高金利住宅ローンのサブプライムローンによるもので、アメリカが原因です。アメリカの場所を基準に

ホロスコープを作成しなければなりません。しかし、アメリカではなく日本基準にしたところにトリックがあります。

日本とアメリカ東海岸とは時差が13時間ありますので、MCの位置は7星座分+アルファほど変わることになります。

あとだしの動画で視聴者からの質問にアメリカと日本で惑星の位置が変わらないと視聴者に間に合わせの説明をしていましたが、バーテックス、アンチバーテックス、MC、IC,ASC,DC、パートオブフォーチュンの位置は大きく変わります。

後出し動画ではこのことは全く触れずに済ましています。

関係ないホロスコープでの説明では、説得力に欠けますね。注意してみていないと、こういったトリックがかけられていますので、

しっかりした基礎を身に付けたうえで、判断することが大切です。

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