アストロロジャーのモラル・倫理観

講座をやっていると、受講生の中には、全く自分勝手な世界を作り上げてしまう人も出てきます。 

聞いたことを実行しないで、別のことをやり、思い通りにならないと、言ってくる人がいます。占星学的には、我流なことしかしていませんでしたが、指摘されても直すわけではないという人がいました。 

ＰＣに関しては、機械相手ですから、誤った操作には誤った結果しか返ってこないので、自業自得ですが、この人が人間相手にでたらめな鑑定をするのは、重大な問題だと思います。 

誤ったこと、根拠のないことを人に言うというのは、大変、モラル的に重大な問題を持っていると思います。

ウソボシ、ウソ光線で人を迷わせるというのは、以前から行われています。「学園」を詐称して自分勝手に拠点をつくっていた某氏なども、そういった人の一人ですね。 

自分が知っている何かに接ぎ木して『秘教占星学』として、ウリにしようという考えがあるようですが、内容的には破たんしています。 

そういった改竄行為に気が付けれるかどうかは、関係する各人それぞれの眼力によります。  

基本となるホロスコープの作成、書き方から、しっかり演習し、基礎の部分を強化する必要があります。初心の内は、ホロスコープを手書きで書くことの重要性もここで強調したいと思います。 

アストロロジャーは人の心のなかに残ってしまう言葉をいうのですから、いつでもモラルの高さが求められます。技術を学んで、自分の技にするには、基礎の部分のスキルが必要ですし、さらに高い倫理観が必要です。