ボリス・ムラヴィエフ著「グノーシス」

ボリス・ムラヴィエフ著「グノーシス」という三巻の本が出ています。 

本書は東方正教会の中に伝わる秘教的な伝統という視点で書かれています。 


 東方正教会由来ということに少し議論の余地はあるでしょうが、「奇蹟を求めて」のなかでグルジエフが、 「秘教的キリスト教」といったとする発言が記録されているので、著者のムラヴィエフは、グルジエフの思想の源泉は秘教的キリスト教であるという仮説のもとに探求して、まとめたのが、この「グノーシス」です。 


 「奇蹟を求めて」の内容に並行した考え方、独特の用語について詳しく書かれています。

参考文献も多く挙げられています。 

 グルジエフの思想の源泉の可能性としては大変興味深い本です。 

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