西洋の秘教の伝統のなかの宇宙論
先日プラトンの「エピノミス」とそれ以前の著作でのアストロロジーの扱いの違いについて、書きました。
両者の間に矛盾に見えるような相違があることを先の記事では書いたのですが、実際には両社は通底していると思っています。取り上げている側面の相違であると思っています。
当時語られていたとおもわれるエソテリックな観点を知っていた人が、後期の作品である「エピノミス」のなかに、その痕跡としての一文を残したといういきさつではないかと推測しています。
ただしこれは、手掛かりになるものが少ないので、文献的な論証はできないですが、西洋の秘教の伝統のなかの宇宙論のことを想定すると、スムーズに理解できることだと思っています。
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