占術のシステムと対応する思想
西洋占星術であれ、東洋占術であれ、それぞれがそのシステムの理論の基本に天文学とか周期、数に関する理論があります。そしてその理論の上に、何らかの思想を込めています。
こめられている思想は、地域やその時代の文化に対応して、様々ですが、何らかの思いをベースにしています。
これは人間の性質として、「天」と人とが照応関係にあると考えるところからきます。
その思想は、今となっては旧観念・旧思想であることもあります。その場合には弊害となってるケースもあります。 方位に凝って、毎日の行動制限を主張するめんどくさい人を生むケースもあります。よくあるのが「空亡の期間」を変に恐れるという誤解があります。これはそれを主張する人がまだいます。
こめられている思想には段階があり、とても積極的で、良い思想であって、良い結果を出せるものもあります。
そういったものは、通俗的な書籍ではなくて、その道の大家の言葉の中に残されていることが多いです。
それぞれの占術のもとをたどると、具体的で適用可能な方法と思想が残っているものです。
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