天地人をそろえる <占星学を生かす>
日曜日の占星学の初級講座で出た質問に関連して文章をまとめました。
西洋占星術に限らず、東洋占術全般でもいえることですが、占術をベースにした鑑定を依頼する相手にはそれぞれの技法で、以下の三つのレベルで判断する必要があると思います。
1.その技術体系の理解力
2.適切な運用技術
3.術者の理解力、人生観・哲学、そのベースにある人柄(人間力)
大きくわければ技術力と人間力になります。 相談したり、勉強会に出たりする人も、しらずしらずにどの人に相談するかは選択しています。「技術」×「人」で選択はされているのが実情と思います。
この視点でもって、別の分野を確認してみると、チャネリング情報、オーバシャドウは三番目が大きく欠けることがわかります。
生の情報が「宇宙のデータベース」からダウンロードされているわけですので、そこには、3番目の「人」の面の介在がありません。アリスベイリーの著書の内、オーバーシャドウ状態でうけとった著作は、そこがありません。
そういった事情がありますので、アリスベイリーの著書の直接の解説は、三番目の点が大きく欠けるのが、特徴です。
つまり、思想は、人を通して、咀嚼したものを自分の言葉で語る必要があるということです。
人を介さなければ、「天人地」がそろいません。
情報に良い悪いはなくても、運用する人によって、かなり方向性が異なったものになってしまいます。
実際にDK大師に直につながっている人は、自分自身の活動を自主的にしています。本の解説などしません。そんなことより、天意を地に布く実際的な活動をグループ(人)で行っています。
天地人がそろっているかどうか、それが判断のポイントとして重要なことだと思います。
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