愛の光線のシンボル
七つの光線の中の愛の光線のシンボルが「クロス」であるという誤解があります。
(これはアラン・オーケンの主張を真に受けた人に多いです。)
愛の光線である第2光線の本当のシンボルは別のものであることが、秘教占星学では、実際上、知られています。
愛の光線のシンボルが「クロス」であるという主張をするひとの主張の要点をまとめると、縦と横の二つの交点の交わり、異質なものの交差によって、第三のものが生まれる。それが知性であり、理解であるという主張です。
こういった説明であるならば、それは活動的知性の第3光線の特質を言っていることになります。
上位の三つ組は、一体となっているのが法則ですので、愛と智恵がお互いに協働するということは言えますが、対応シンボルは別物です。
このことは、秘教占星学の構造とも関連してくる基本的な前提条件です。
惑星のシンボリズムとその上位のシンボルの開示については、占星学初級以上の講座で取り上げます。
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