自由意志が発するエーテル波長

『私たち個々の自由意志が発するエーテル波長を、宇宙意志波長に同調することが目覚めた魂といえるわけですが、あまりに近視眼的となって、周囲のエーテル振動をかき乱してばかりいる現代の地球人は、両者の波動がますます離反して、やがて破滅に向かうというようなことがあってはなりません。』木村裕昭著「続・健康塾」１３ページ 

 「続・健康塾」の最初の章にある言葉です。原初から発しているエーテル振動（高次から低次まで）が宇宙を満たして、形成された存在が相互に影響を及ぼし合っているのが宇宙です。 エーテルは、現れの世界の中のエーテルだけでなく、形のない世界の中にもエーテルが存在します。 

「自由意志という固有のエーテル振動」と表現されている人間の自由意志が自然の道理に反することをすれば、それがエーテルの流れに異常をもたらし、それが身体的には、病気などの不調和、人間関係的には、争いなどを結果的にもたらすというわけです。

相互に作用しあうエーテルの海の中に世界と人間が存在しています。人間の日常的な生活のなかで発するエーテル振動があり、さらにその上には宇宙的なエーテル振動の流れも共存してあるわけです。

両者の乖離がひどくなれば、文明的に終焉することもあり得ます。いくつかの文明の末期にはそういうことが起きたとされています。 

そうならないためにも、固定観念におちいることなく、積極的な精神活動ができるようになりたいものです。