「天を動かす」

星の位置や暦から、意味を見出して、それが人間の社会や生活にしているという考え方が、 世界中にあり、そこから天意を読み取ろうということが研究されていました。 

それが占星術やその他の多くの占術の基礎にある考え方です。つまり、星のしるしと人間の世界とが反映関係にあるという考え方です。 


 一方、人間の側が「天を動かす」ということも言われています。 

これは、目覚めた人は、主体的に天に対して働きかけをすることができるということです。 

ここでいう天というのは、物理的な天体のことではなくて、東洋的な抽象概念としての「天」ということです。 

これの前提として、人間存在そのものに進化段階があるということがあります。 過去から現在を経て、未来にいたるときに、人間の進化段階が上がっていくという考え方です。

そして現在の人間の進化段階を理解しているということも含んでいます。 


 「天を動かす」ということの原理には以下のことが想定されます。 

1.それは人間の精神と結びついている。 

2.動かす原動力は覚醒した人間の精神の主体性による活動力の表れである。 

3.それができる人間がもつ認識力から派生する方式が存在する。 


 以上、1番目、二番目までは、話としてならば受け入れれるかもしれませんが、三番目については、普通違和感を持つと思います。 

 具体的なところは、伏せて書いていますが、三番目のところには、セルフリアライズしたひとからすると、方式があるということらしく、ここが興味深いところです。 

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