ティマイオスに関連する思想
神秘学上の数や形体について扱ったことで有名な作品にプラトンの「ティマイオス」があります。
「ティマイオス」は多くの人がその内容に注目し研究がされてきました。
神秘学であつかう数、形体には、人間の意識・認識にとって特別な意味があるからです。
西洋思想にある四大元素の間を変性して、移り変わりうると考えるならば、このことはグルジエフの食物変性、水素論と関連してきます。東洋思想では五行の間は、移り変わると考えます。それからすると、現象的な次元に適用すると、西洋式の考え方の範囲でも元素間の変性はありそうに思えます。
説明の仕方の用語が異なるだけで、グルジエフが言っていたオクターブの法則、三の法則など「ティマイオス」とひびきあうところがあります。
数秘術の世界の「1」から「9」までの移り変わりと、「ゼロ」での転換の法則のなかにも数の質の変質と移り変わりの法則があります。それが人間の社会、生活の中にも反映しています。
異なった思想の間でも、響き合うところは多くあります。
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