十字架の垂直の線の象徴性とイニシエーション

十字架の象徴のことを昨日書きました。構造的に水平の線と垂直の線で表される世界があるという前提があって、 次元の異なったリアリティが垂直の線で貫かれるということです。 

これは、単なる観念的なことなのではなくて、垂直の軸をつらぬくのは、イニシエーションの様々な段階です。 イニシエーションは意識の拡大をあらわします。イニシエーションを通して、別のリアリティに感応します。 


 一般的に、神秘家が経験する神秘体験は、真正なイニシエーションを経ていないことが多いので、垂直でなく、水平移動して いるだけのことがあります。

垂直の移動には認識の変容が伴います。 占星術で扱っている次元のホロスコープもこの垂直軸の次元にかかわるものです。より高位の立場からすると占星術はもっと別のことを示すものになります。

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