数秘術とピタゴラス、プラトン
昨日書いたように、占術にはその背後の思想が想定されるものがあります。
長い歴史を持つ占術にはそれが色濃くあります。
数秘術でいうと、その起源をピタゴラスにまでさかのぼるとまでいわれることが多いです。
ピタゴラスは事実上、秘教教団ですので、数と形体の中に、深い哲理を見出していたといわれています。
プラトンは、そのピタゴラス由来の秘義を学んでいたのですが、守秘義務から、直接的にそのことを著書に書けないので、 中期、後期の著作に、間接的な形で、秘義をほのめかすというかたちで、書かれています。
占術の純然たる技術とそれに付随する形で、変化していく関連思想という観点で占術界をみるのも興味深いです。
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