知性の段階と理性

「理性は知性の発達がある程度まで高まった時に目覚める働きで、以後ますます力を増しながら、知性及び完成の働きを促し、かつコントロールします。 

理性は他のいかなる高等動物にも見られない、人間固有の質と考えられています。哲学では、ロゴスと名付けて、直観的知識とか、宇宙の原理認識とか表現していますが、この力が目覚め活用化している限りは知性も感性も退化し、老化することはありません。 

聖書の『はじめにことばありき、ことばは神なりき』の『ことば』を理性(ロゴス)と置き換えてみるとよくわかります。」 

続 健康塾 ー自己発見のためにー 木村裕昭著 創元社発行1984年 23ページ 


 人間の精神の発達段階が進むにつれて理性が働く条件が整ってきます。記憶、思考、判断という知性の働きのひろがりのさらに、上位で働くのが理性ということです。  

ホロスコープ上で、以上のことが原理的に示されています。


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