参同契

禅の世界に「参同契(さんどうかい)」という書籍があります。その中で説かれていることは、「無自性」を実証することです。人間は認識を持つことによって自他の区別をつけ、自他を分離することを当然と思っていますが、仏教では自分自身の無自性を説いていて、それを実証することが禅では求められています。 

人間の行動には動機がありますが、表面的な因果関係のさらにその奥に「観照者の意識」があり、それこそが内奥の「魂」の視点、ソウル・セルフエピグノシスの視点です。 その視点は、人間の意識の変化を見ていて、その意識の変化、成長だけを問題にしています。 現象としての結果が良かったとしても、この視点からみて、変化がなかったものは、良いことを行ったとしても、現象的な物質的な満足で終わっただけとなってしまいます。

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