原初の真言
宇宙は初めに原初の基本の振動によってはじまり、維持されていると東西の密教の中でいわれています。東洋では「AUM」という言霊が伝えられています。 強烈なイメージ、思考を伴うバイブレーション、音は古来、言霊と呼ばれてきました。原初の絶対存在の創造の道具であると密教は説いています。
人間にとっても、このことは真実であり、真言を唱えた人の強烈な思考力や高次の振動は、その言葉とともに霊界に印象づいています。祈りの言葉は音とともに最初にその言霊を発した者が刻印した磁場に共振することができる行為なのです。般若心行の最後に説かれるマントラムもそんな真言の一つです。
また日常的に習慣で発する言葉にも、意外な効果があるものです。
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