高次の次元の原理を捨象する動きとそこからの反転
占星学が聖なる学であった時代がありました。
しかし、人間主義といわれる動きが近代におきたためにすべてを人間的な尺度に還元してしまい、現代占星学のような観点にまで落ちてしまいました。
これは高次の次元の原理を捨象することによって起きたことです。
まだ2500年ほど前までの世界ではまだ精神性の残滓は残っていましたが、今はこの流れが加速し世俗化が進み過ぎてしまいました。
しかし、そのままではなく、そこから反転する希望はあります。
大きな観点で見れば、大きなサイクルになっているということです。
仏教では「末法は万年」といって終わりがないように言っていますが、インド系の思想のように、これは大きなサイクルでまた高次の精神性を実現する時代は、いずれ来ると考えられています。
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