<エネルギーは思考に従う>の公理と秘教占星学におけるプロセスの法則
アリスベイリーの著作に「太陽の、そして人間のイニシエーション」という本があります。
(邦訳のタイトルは「イニシエーション」です。)
この本のなかに以下のようにあります。
「≪エネルギーは思考に従う≫という偉大な基本法則は常に正しい。現在の緊張と圧迫とを引き起こしている状況の一つは、非常に多くの人々が思考し始めたという事実による。」
引用文にあるように、人間の発達段階がすすめば、能動的な思考能力が発達し始めることになります。思考をし始めれば、既存のあり方に対して、見直しをしたり、抵抗をしたり、何らかのアクションをしていくことになります。思考、行動は外に打ち出すことで、抵抗にあうことになります。そして調整、再試行をしていきます。ここにはオクターブの法則が働きます。
思考、エネルギー、形体の法則について、はっきりとした占星術的な手法で、整理することができます。思考、エネルギー、形体化のプロセスを秘教占星学的に整理する手法があり、これは三つのホロスコープと相互に比較することで、その人の置かれている状況、反応の仕方がはっきりわかります。
占星学では個人ごとの思考と行動のパターンを、惑星、サイン、クロスの要素で整理し、一つのチャートを作り上げます。このチャートを活用することで、思考と行動のプロセスの中でどの段階にかけがあるのか、どの部分に強みがあるのかをホロスコープから解き明かすことができます。これはその人の日常の行動すべてにわたって、出てきている
(このことについては初級講座のなかで具体的に例を挙げながら解説しています。)
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