『適塾と松下村塾』高野澄著

『適塾と松下村塾』高野澄著 

幕末期の私塾がどんな意義があり、どんな英傑を生み出していったかが、描き出されています。

緒方洪庵の適塾からは大村益次郎、橋本左内、福沢諭吉が輩出されています。大変興味深いエピソードが書かれています。 

幕末という価値観が揺らぐ時期に、先の時代を、それぞれの人物がそれぞれのやり方で切り開いていきます。 

それぞれの塾では、その塾独自の教育がなされています。 人間を変えるのは、人との出会いであることがよくわかります。 教育者が持っている理念が、集まってくる人々に影響を与えて、次の世代がさらに活躍すると言うことが、よく描かれています。 


新時代の教育でも、人から人に伝わることの重要性は変わらないでしょう。

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