『目覚めに向かって』「第2章 自己研究の意味」

「もう一つは、すでに言ったように、だれもなに一つ隠していないということ。いかなる神秘もない。しかし、真の知識の習得、あるいは伝達は、多大の労力と努力を、それを受ける人与える人の両方に要求する。」ウスペンスキー著『奇蹟を求めて』72ページ 


 何かを得るためには、それに向けての不断の努力が必要です。一般的な技能であってもそうですし、人間の存在を変化させ得る知識については、さらにそのハードルは上がります。


 「人はこういった序列の知識を長いワークと忍耐強い努力を支払うことなしに得ることができない。自己知は偉大な知識、客観知識と分離することはできない。」

 『目覚めに向かって』「第2章 自己研究の意味」(日本語版17ページ) 


受け取る側の存在が変わらなければ、どのような偉大な知識、仏教の体系であれ、西洋の体系であれ、存在のレベルを変えるための人間の進化にかかわる体系については、体得することはできません。 

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