紫微論堂を入手しました。
紫微論堂を入手しました。 紫微斗数の4流派の技法比較をしている本です。
各流派は判断の仕方がかなり異なるのですが、それぞれの流派の老師が同じ命盤をそれぞれの技法で解析、判断しています。
私が10年以上前に最初に台湾で出してもらった命盤は欽天四化派のものだったのですが、その見た目のシンプルさに驚きました。欽天四化では用いる星曜が限られているので、日本で通常知られている三合派の命盤の星の多さとの違いが新鮮でした。それでいて、その一見シンプルな命盤で、なんでも答えているのは印象的でした。
その後、それぞれの紫微斗数の流派のことを知ると、違う流派の違う技法で判断しても、結論としては、合致することが多いことも不思議です。
私が西洋式のホロスコープを用いるときには10惑星以外の小惑星やキローンを用いませんので、他と比べると割とシンプルです。三つのホロスコープを比較するという方法が他と大きく異なるところです。
紫微斗数であれ、西洋式占星術であれ、同じ人や事物についての判断ですので、一致するところがでてくるのは、当然なのですが、異なったロジックの適用で、その一致が出てくるところが、この世界の面白いところです。
(西洋の中にも、大きく異なる体系があります。日本で知られているのは、イギリスのアランレオの流れであることが多いです。)
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