ローカルチャートについて

ローカルチャートは、人が移転したり、移住したときにその土地の影響がどのように作用するかをしめすものです。 

出生図の惑星の位置をそのまま用いて、ハウスの区分をその土地固有のハウス区分に置き換えます。

ローカルチャートを作成する時には、地球の経度の一周が12サインに対応していると考えます。 

グリニッジから見たMCの位置に牡羊座0度が固定で、存在しています。地球の上方に12サインが帯状に取り囲んでいるというイメージです。東に行くにしたがって、12サインを順にたどります。

そのため明石ではMCはしし座15度になります。 計算の手順としては昨日書いた通りです。  


アストロカートグラフィは個人ごとのチャートを問題にして、出生時刻での地球上の別の場所での惑星配置を問題にしています。(アストロカートグラフィは地図に投影する前のチャートの分析がそんざいしています。アストロカートグラフィの有効性についてはここでは問題外にします。) 

それに対して、私が言っているローカルチャートは、その場所がもつ固有のハウス区分を用います。 

私の占星学初級講座では、ハウスのことを詳しく扱うので、その中で出てくるハウスのつらい領域を緩和するための場所移動にこのローカルチャートを活用します。必ずしも海外に移動しなくても、日本国内でも活用できます。もちろん海外に移住した時にもこのローカルチャートは適用できます。 

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