何を基準にした仮想ポイントであるのかというのは重要な要素です。
数日前にアラビックパートのことを書きました。
アラビックパート(ロット)の位置を特定するのに、惑星の位置とAscの位置の相対関係を用います。惑星のレベルで成り立つ法則です。
占星学の中でも、別の流れ、むしろとても古い流れであるインド系の占星術では、星座の支配星を用いて、ハウスを定位置からさらに進めた「パダ」という考え方があります。これもアラビックパート(ロット)のように仮想のものですが、「パダ」のほうは星座と支配惑星とハウスの関係から出されます。パダは位置の算定の手順のなかでハウスが重要な要素です。ハウスのもう一つの反映になります。ハウスを基準にしているために、その仮想ポイントは現実的な判断にとても有効な占星術的な要素になります。
何を基準にした仮想ポイントであるのかというのは重要な要素です。
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