アリスベイリー著『新時代の教育』第1章
「マインドと必要とされる橋の建設についてのこの解説のすべては、「人は道をたどる前に、その道そのものにならなければならない」という秘教の格言の真実性を実際に証明することにほかならない、ということにここで着目できよう。アンターカラナは、象徴的に言って、その「道」である。これは秘教科学の逆説の一つである。一歩一歩段階を踏んで、蜘蛛が糸を張るように、私たちはその「道」を築かなければならない。その「回帰の道」こそ、私たちが自分自身の中から引き出していくものである。
それはまた私たちが見出し、たどっていく道でもある。」アリスベイリー著『新時代の教育』第1章 大堤直人訳
キリストが言った「私は真理であり、道であり、命である。」という言葉についての一つの説明を神秘学講座で先日しました。それはここでいうアンターカラナの意味と被る内容になっています。
「道にならなければ、道を行く能わず。」という言葉は、上と下の通路としての橋の建設とも密接につながっていますし、エソテリックな道の歩み方の基本でもあります。
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