フレデリック・ラルー著「ティール組織」

「ティール組織」という本では、新しい時代の組織の形態の「ティール組織」について書いています。

持続可能な社会のためには、「ティール組織」のような会社、グループが必要になってきます。 

「ティール組織」では組織の中の人が、たんなる歯車としてではなく、自主的に判断することが重要になります。「自主経営」という運営がされます。そういう会社がすでに出てきています。本の中では、世界に実際に存在する「ティール組織」型の経営をしている会社について、紹介しています。 

既存の組織形態から、「ティール組織」に移行するためには、経営者の意識改革が必要ですが、これは経営者自身の意識レベルと相関しています。 


既存の組織の成長とは、GDP的な拡大を目指していました。 しかし、地球資源は水も土地も空気も有限であるために、量的な拡大は現時点ですでに限界にきています。今までのようにGDPの拡大を目指す方向ではなく、次の時代は内面の充実、幸福感の増大の方向に向かうべき時が来ています。

失われてしまった「全体性」を取り戻して、持続可能な社会への道筋を付けれるのはティールの視点だと思います。その自主経営、全体性を取り戻そうとする努力、組織の存在目的に耳を傾けるなど、今までにない視点を持ったティール組織が、人類の歴史のこの時期に、各地で出始めたことは起こるべくして起こったパラダイムシフトであり、循環型経済に変わっていくために必要なエポックであるとおもいます。

秘教占星学のホームページ

一般的な占星学から、秘教占星学まで、幅広く取り上げていきます。