書籍紹介「人生は企画だ!」高橋憲行著

書籍紹介「人生は企画だ!」高橋憲行著 

https://www.amazon.co.jp/dp/4534014112/ 


 人生設計に企画という視点を入れて書いています。 


 人生にはいろいろなパターンがありうるということを広く紹介しています。 この本が書かれた時代は日本にとても勢いがあった時ですので、書かれている情報はふるいところがあります。しかし、この本の精神、「人生は企画だ!」は普遍的な真実だとおもいます。人生を前向きに作っていこうという気持ちが企画という言葉に出ています。  


コロナの問題で、今は刻々と社会の様子が変化している時期ですが、そんな時こそ、自分でしっかり社会の変化に適合できるように設計をチューニングし、企画することが必要です。 


この本から、特に一点とりあげたいのは、人生にどれくらいの時間が残っているのかを意識させる方法です。

本の最初にこのことが取り上げられています。 どの人にもかならず寿命があって、必ず死ぬという厳然たる事実から、この本の著者は「最終ゴール」としての死ぬ日を自分で決めて、そこから残りの人生として残った期間を確認するという作業を勧めています。正確な死ぬ日はわかりませんが、平均余命から求めてもいいし、あるいは自分の親族の寿命から、おおよそありうる余命を想定で決めればいいです。その日をゴールと想定して、残りの時間を計算します。  


老いや病気のことを考えれば、元気に活動できる時間は20歳台であっても実質40年を切っているくらいになります。還暦近い私は、もうほとんど時間が残っていません。 


まずはこの作業で、自分にのこされた貴重な時間という宝がどれだけあるかを確認します。棒グラフとして、すでに使ってしまった時間と残っている時間を図にすると、残っている時間のすくなさにショックを受けるはず。 


残ったこの時間のなかで、今自分が持っている資源、人脈、資産、技能、知識を使って、どのような展開をしていくのか、シミュレーションして、行動を考えるという前向きな視点を本書は教えています。   

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