オラクルとイエスの生涯

 「オラクル」というとIT上の用語と思うかもしれませんが、この言葉の本体の意味は「神託」です。それはおみくじ的なメッセージではなく、本来の意味、神とか高級神霊からの直接の言葉です。その中には人間的な忖度はありません。直接的なメッセージです。 

古代の人はそういうものがあるということの信仰があり、実際それなりのものを得ていたのです。イエスの生涯にも大きくかかわっていました。  


イエスの生誕とその後の活動については、エジプト、ギリシャ、インド、アルメニアのそれぞれの「神託」によって、予告されていました。   


ギリシャ系ユダヤ人は、ギリシャとエジプトの「神託所」に緊密な関係を持っていた。そのため、その神託に従い、エッセネ派の首長ラビ・シャムーンは、イエスとその母とヨセフをエジプトの「神託所」に送り、イエスが12歳になるまで、そこで暮らし、その後、パレスチナに戻った。 


直接的にイエスの生涯に関係した神託、およびそれに連なるグループは三つあり、最初のオラクルはインドから、第2のオラクルはエジプト、第3のオラクルはギリシャです。 


ギリシャグループは、イエスの誕生の時、ギリシャはローマと戦争していたため、ギリシャの神秘家たちはキリストを拝しに来ることはできなかった。月日がすぎて、教えがスタートしたときに来た。そのためいわゆる3賢者(インドの神託関係グループ)としては、数えられていません。 


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