各占術間の基本原理の関連性、四化星と易など
歴史の長い占術は、それぞれの根元の基本原理のところで、関連性が明らかにあります。
ここでいう歴史が長いという占術は以下のようなものです。
占星学(西洋・インド、七政四余)、紫微斗数、干支術(八字、四柱推命、断易)、周易
例えば、紫微斗数のなかに十干ごとに割り振られた四化星の考え方があるのですが、今回、台湾にて入手しました紫微斗数の根っこのところを研究した専門書籍によると、四化星には易理が背後に存在していることを説明しています。
紫微斗数は先に挙げた占星術のグループの技法のように実星を用いずに、イマジナリースター(虚星)を用います。一般的な紫微斗数では、時間を指標にして、どのようにイマジナリースターを配置するのかという結果の部分だけが書かれていますが、そこには基本原理が存在しています。
地球の自転に相関関係を持つ要素も命盤のなかにはあります。さらに、紫微斗数は各星曜が持つ象意は易の視点を入れることで、理解することができます。
以上のように、万物照応の法則の基本原理の展開が、それぞれの技法のなかに反映しています。
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