占星学の進行法はストーリーです。
八字(四柱推命)では、十二運を植物の盛衰のサイクルに当てはめて理解することが行われています。
同じように西洋占星術でも人生のサイクルをストーリーに見立てます。
一サイクルが人間の一生です。 通常は星座のサイクルが使われます。さらに進行法自体にも、ストーリーを持たせた見方をします。
単発でプログレスがどうのとか、トランシットがどうのとか、という見方が通常行われています。しかし、物事には積み重ねがあるのです。
最近分析した例では沢尻エリカの例がありますが、この人のキャリアの流れには、ちゃんと関連性があるのです。女優としての働きの成果が出ているときには決まって金星がらみであるということが言えます。
「別に」の事件、これは何か悪いことをしたわけではないですが、マスコミの過剰な反応によって「悪役」イメージがついてしまって、そのうえで、金星のサイクルが回ってくると、注目がされています。 今回の薬物による逮捕についても、これには歴史があるのです。ホロスコープから薬物の使用がスタートする時期は既に特定されています。
単発でプログレス、トランシットを考えるのは、あまりにものごとを単純にとらえすぎていると思います。良くなるにも、悪くなるにも、それなりの歴史あるいはプロセスがあるのです。
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