相性の問題
占星術としては、相性にはいくつかの側面があります。
二つの大きな判断の形式があります。一つ目は性質として親和性があるか、二つ目は行動プロセスとして相補い合うかです。
性質として親和性があるかを見る方法は、サインの親和性によるもの、アスペクトによるもの、ハーフサムによるもの、合成図によるものがあります。
行動プロセスとして相補い合うかを見る方法は、占星学初級講座の中で、行っているように、行動プロセスの中で、一方にかけているフェーズにたいして、もう一方の人の行動プロセスではそこに何かの惑星があって、二つを重ねると行動プロセスの一連のフェーズがつながりを持つようになるかどうかを判断します。
例えば、思考のプロセスが順調に進む人であっても、アクションのプロセスが弱ければ、自分だけでは、成果を出しにくくなりますが、ここにアクションの位置に惑星を持っている人と組むことで、かけている部分を補うことができます。
このプロセスは「エネルギーは思考に従う」に対応したプロセスです。
性質として親和性があるかという方法が「静」の状態で判断するのに対して、行動プロセスで比較する方法は「動」の性質で判断するという違いになります。
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