「易経の謎」今泉久雄著

 易経に関する本は、かなり専門的な本から、あまりに簡略化された占術としての本まで多く出版されています。そのなかで易のシステムを最近の科学の研究と比較しているものがあります。 

 易とDNAの関連については、欧米の研究者がいち早く注目して、研究成果を発表しています。 易のシステムとDNAの構造の間には、符合を感じさせるものがあります。 

そういった内容を分かりやすく解説しているのが本書です。 

DNAの構造はらせん階段の構造をしており、その階段の「踏み台」を構成する塩基は4種類から成り立っています。四種の塩基は、頭文字をとってA,T,G,Cであらわされ、この塩基の配列で、遺伝情報が伝えられます。

すべての生物のDNAは基本構造が共通していて、種の違いを生み出しているのは、四つの塩基の配列だけです。

この四つの塩基による構造が易の構造との類似性を持っています。 

そういったことと最新の科学の成果との関連を面白く解説しているのが本書です。 


 来月の東京での講座の案内です。

 『視覚化行法 特別講座 天地人三才の架け橋行法』東京開催

 https://kokucheese.com/event/index/581681/  

日時 :2019年11月9日(土) 13:30~15:00 

場所 :水道橋 Comfort Space  HUB神田三崎町ビル 

住所 :東京都千代田区神田三崎町2-12-9 HUB神田三崎町ビル 水道橋駅から徒歩2分 

内容  :視覚化行法 中央チャネル(アンターカラナ)の形成、浄化の行法の説明。

     70年ほど前にDK大師の弟子のあいだで行われていた行法です。 

配布物:テキスト製本版(45ページ)+解説資料(6~7ページほど)。 

参加費用:10000円 


 よろしくお願いします。 


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