占星学が、今日、世界で密教的な真理をもっとも純粋にあらわしている（再録）

アリスベイリーの著書「秘教占星学」には以下の文章があります。 

 「次に私が言いたいことは、占星学が、今日、世界で密教的な真理をもっとも純粋にあらわしているということである。なぜならば、それは、空間という場全体とそこに見いだせるすべてのものに、そして、それらを通して働きかける条件付け、支配するエネルギーと力を扱う科学だからである。」 

 以上のように、占星学は空間、時間の本質にかかわり、世界全体に働きかけるエネルギーの質と強さを扱う知恵の技法です。 場という一言で空間を表現されていますが、ここでいう場は多層的です。場とは一つのコスモス、一つの恒星、一つの惑星、一つの国、地域というように多くのとらえ方ができます。場とは多層的な世界であるという言い方もできると思います。最近の量子力学でいわれているニュアンスのことまで含意した言葉ではないかと思います。 占星学は、術、アートとして（占星術として）用いて、人のパーソナリティの発達に寄与することもできますし、宇宙の七光線の働きの研究のような側面も、またあり得ます。大きな意味でも、個別的な人生の指針としても役立てることができるものであると私は思います。 

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