エノク書の中で意外なのは、太陽と月の軌道からくる法則を述べているところです。

昨日の読書会でも取り上げましたが、エノク書の中で意外なのは、太陽と月の軌道からくる法則を述べているところです。月の軌道から独自の周期律まで述べています。

もしかしたら、これは「インド占星学」のなかでいわれているあの法則に関連するのかもしれません。同じ発想はギリシャ占星術のなかにもあるので、どっちからなのかはわかりませんが、とにかく意外なことにこの文書は触れています。 


 創世記ではエノクは365歳で天にあげられたとされていて、太陽が黄道をめぐる日数を歳の数にしてるのもおもしろいです。 


 エノク書はメシヤの予告だけではなく、人類の進化の歴史、ユダヤの歴史、おうし座の時代、牡羊座の時代への変遷のほかにも、上記のようなある意味アストロロジカルな観念まで含めたことを伝えている文書です。

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