エノク書と第4エズラ書
ここ二日ほど、エノク書と第4エズラ書を読んでいます。翻訳のバージョンにより、エズラ書には「キリスト」や「イエス」という言葉が出ています。原文的には「メシヤ」という表現が使われているのではないかと思いますが、本当はどうなのでしょうか?「イエス」という言葉はあとづけのような気もします。 エノク書は残っている原文は古代エチオピア語らしいのですが、日本で出ている翻訳は部分訳の様です。
両書とも、黙示的なビジョンが述べられています。とくにエノク書には暗号的な言葉が使われていて、秘められた意味があるという話もあります。宗教的な観念がベースになっていますが、旧約の世界から、新約の世界への橋渡し的な文書として、面白い位置づけの文書です。
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